顔の表情や、癖の気配を消すこと

カードゲームをしていると、プレイヤーによって独特の癖があるケースも見られます。テキサスホールデムポーカーではこのような癖のことを、テルという風に呼びます。テルにはいろいろな種類があって、例えば目をきょろきょろさせるというような

身体的な特徴もあります。その他には、ドロー局面になると必ずベットを仕掛けてくるというプレイスタイルの癖も見られます。

テルにはいろいろな種類がありますが、その中でも比較的現れやすいものとしてアクションまでの速度があります。人によって即コールするケースもあれば、ある程度考えてからコールをする人もいます。即コールをする人は一見すると強気のプレイスタイルのような感じがします。しかし強いハンドを持っている人が、わざわざ「自分は強いぞ」とアピールする必要があるでしょうか?そう考えると、あまりハンドの強くなさそうな人が、あえて大きく見せているケースが多いのです。

ただし上級者の場合、テルとテルに対する相手の解釈を逆手に取る人もいます。つまり実際に強いハンドを持っているのに、あえて即コールをするわけです。そうすると相手は「あまり強くない」と思ってさらにベットをしてくる可能性が高いです。そうしてポットを大きくして、より大きな利益を確保するわけです。また即コールをすることで「自分は降りないぞ」という意思表示をしてくるケースもあります。このような駆け引きにも使われる可能性があるので、安易に判断すべきではありません。

まずはどのようなハンドでも、じっくりと考えてからアクションをするように心がけてください。そうすれば、少なくても自分のハンドが強いか弱いかを相手に見透かされるリスクは少なくなります。フォールド以外のアクションは、一定時間考えてから行うようにする、こちらを習慣づけてください。

●カードを見る目の追い方
テキサスホールデムポーカーではまず2枚のホールカードが各プレイヤーに配られます。カードを見たときに、皆さんがどのような表情をしているでしょうか?実はホールカードのリアクションは当人が気づいていなくても、結構周囲から見るとどのようなカードを持っているかバレバレのこともあります。

たとえば、運よくホールカードにAAが来たとします。この上なくいいカードが来るとプレイヤーの中には、顔がこわばる、息を飲むようなリアクションをすることがあります。ちょっとしたリアクションかもしれませんが、上級のプレイヤーになるとこのようなちょっとした挙動を見逃してくれません。もし強いハンドが来た時に上で紹介したようなアクションをしていれば、プレミアハンドが来ても相手が乗ってこなくなって、思っているような利益を出せなくなります。

また逆のケースもあります。ハンドが弱かった時に、ため息が出るとか、明らかにやる気のない態度や興味なさそうな態度を見せるプレイヤーもいます。そうすると周りのプレイヤーは、ハンドが弱いことを悟ってスチールなどを仕掛けてくるわけです。皆さんが気付いていないちょっとした素振りが、実はほかのプレイヤーには重要な情報源となっていることを意識しないといけません。

できるだけ無表情でカードを見る練習をするのが一番です。しかし自分では別に表情を変えていないと思っても、上級者はちょっとした動きを見逃してくれません。また本来ウソをつくのが下手で、いくら頑張っても表情に出てしまう素直な人もいます。もしそのようなリアクションを出さないようにするのが苦手というのであれば、サングラスなどをかけてプレイしてみるのはいかがでしょうか?そうすれば、表情が隠れるので、他にばれるリスクも少なくなります。